ベビーシッターの仕事に興味はあるけれど、「クレームがあったらどうしよう」という不安を感じてはいませんか?
不安に思うということは、それほど真剣に仕事に向き合いたいと思っている証拠です。
実際によくあるご意見の内容や、その背景、未然に防ぐためのポイントを知ることで、必要以上に怖がらずに準備を整えることができますので、ぜひ読み進めてみてくださいね。
ベビーシッターの仕事でよくあるご意見(クレーム)実例

ベビーシッターの仕事に興味はあるけれど、「クレームが怖い」と一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
実際にどんなご意見があるのかを知り、未然に防ぐ力を身につけておきましょう。
まずは、よくある実例を具体的に見ていきます。
連絡・時間に関するご意見
もっとも多いのが、連絡や時間に関するご意見です。
「到着が数分遅れたが事前連絡がなかった」
「当日の延長可否の返答が遅かった」
「報告が簡潔すぎて様子が分からなかった」
など、小さな行き違いが不信感につながるケースがあります。
保護者にとっては、大切なお子さんを預けている時間。
ほんの数分、ひと言の不足でも不安が膨らみやすいのです。
特別なトラブルがなくても、“安心材料が足りない”ことがご意見につながる事も多いため、報告が多すぎるかな?と思うくらい報告しても、ほとんどの場合は問題になりません。
特に預かっているお子さんの様子や、お子さんの排泄時間・食事時間などはしっかりめに把握し、報告する方がいいでしょう。
また、到着が遅れてしまったなどのシッター側の不備がある場合は、事前連絡に加えて、顔を合わせたときにしっかりと謝るなどの対応も、社会人として基本的な対応を丁寧に行うことが大切です。
保育内容・子どもとの関わりに関するご意見
保護者の方からシッター後に「思っていた関わり方と違った」というご意見もあります。
「もっと外遊びをしてほしかった」
「テレビを見せないでほしかった」
「しつけの方針が合わなかった」
など、シッターの内容から関わり方の方針までさまざまです。
保育士経験がある方ほど「子ども主体で関われば大丈夫」と思いがちですが、家庭ごとに大切にしている価値観は異なります。
園では通用していた関わりも、ご家庭では求められていないこともあります。
保育の正解はひとつではないからこそ、“家庭の方針を優先する姿勢”が重要になりますので、事前に確認できることは確認しておくのがよいでしょう。
例えば、以下の内容を確認しておくと、安心してシッティング業務に集中できると思います。
・シッティング中にお子さんとの関わりの中でしてほしくない事はありますか?
(例えば、テレビやタブレットとの関わりについてや、してほしくない遊びがある等)
・お子さんは、〇〇遊びはお好きですか?
(「〇〇」の部分は自分の得意な遊びを入れると、関わり方のハードルが下がります)
・もしお子さんが危ないことをしてしまったときなどは、叱り方のルールなどはありますか?
(例えば、ダメなものはダメと伝える、本人が理解できるまで向き合う、その場では過剰に叱らず親に任せてほしい等)
料金・契約内容に関するご意見
料金に関するご意見は、事前の説明不足から生まれることがほとんどです。
「延長料金が思ったより高かった」
「交通費の扱いを知らなかった」
「キャンセル料がかかるとは思わなかった」
など、金銭面は特にシビアになるため、特に丁寧に確認しておきましょう。
フリーではなく所属会社がある場合は、その会社としっかり連携する方が安心です。
シッター側に悪意がなくても、“説明したつもり”と“理解してもらえた”は別物ですので、事態に応じて口頭だけでなく、文章で確認するひと手間も加えるようにしましょう。
事故やケガなど「クレームとは別に起こりうるトラブル」
どれだけ注意していても、子どものケガや体調変化はゼロにはできません。
転倒による打撲、誤飲未遂、急な発熱などは、責任の有無とは別に起こりうるものです。
大切なのは「起きないようにする努力」と同じくらい「起きたときの対応力」。
報告の速さ、状況説明の明確さ、保護者への誠実な姿勢が何よりも大切になります。
ここが曖昧だと、事故そのもの以上に“プロとしての姿勢”を疑われてしまい、信頼を失うこともあります。
トラブルは“能力不足”ではなく、“対応の差”で評価が分かれるため、冷静に対応できるよう常にシミュレーションしておきましょう。
★自分だけで解決しようとしない
ベビーシッターの仕事は一人で行う場面が多いからこそ、相談できる環境があるかどうかはとても大切です。
弊社 アイカタシッターでは、保護者・シッター間のトラブルやご意見に関して、シッター本人のみで対応することがないよう管理を徹底しております。
シッター自身が気になる小さな困りごとや、保護者からいただいたご意見を本部で共有し、すぐに対応できる体制を整えております。
困りごとに一人で対応するのではなく、チームとして一緒に対応してまいりましょう。
なぜご意見(クレーム)は生まれてしまうのか

ベビーシッターの仕事において、ご意見や行き違いが生まれるのは、誰かが悪いからとは限りません。
多くの場合は、価値観や前提の“ズレ”から起こります。
子どもを預ける保護者側の不安、現場で判断するシッター側の責任感。
どちらも真剣だからこそ、小さな認識の違いが大きく感じられてしまうのです。
まずは「なぜ起きるのか」を仕組みとして理解しておきましょう。
事前条件のすり合わせ不足
最も多い原因は、事前の確認不足です。
家庭により許容範囲や教育方針が違うのは当たり前で、シッターが思う「普通」が通用しない場面も多くあります。
また「保育士経験があるから大丈夫」と思う方もいらっしゃいますが、保育園と家庭では“保育者と子ども間の距離感”が異なる場合も多いため、経験の有無にかかわらず、ご家庭ごとにしっかりすり合わせを行うようにしましょう。
すり合わせは“自信がない証拠”ではなく、“プロの準備”として必要なことです。
事前の確認内容については、所属会社があればしっかり連携を取ることも忘れないようにしましょう。
フリーであれば、以下の内容を参考にしてください。
事前条件のすり合わせ内容▼
・シッティング中の報告はまめにした方がいいか、最後にしっかりお伝えする方がいいか
・食事やおやつ、トイレの時間など決まりはあるか
・ご家庭の中でお子さんに触ってほしくないものはあるか など
個人契約・情報不足によるリスク
個人で活動する場合、契約内容や責任範囲が曖昧になりやすい傾向があります。
・延長の扱い
・緊急時の対応範囲
・医療機関受診の判断基準
・保険加入の有無
これらが曖昧なままスタートすると、何かあったときに「そんなつもりではなかった」が起こる可能性があります。
所属会社があれば、多くの場合はマニュアルやサポート体制がありますので、しっかりと会社に確認するようにしましょう。
また、個人活動の場合は自分でしっかり整備しておくと安心です。
保護者とのコミュニケーション不足
実は、スキル不足よりも多いのがコミュニケーション不足です。
シッティングを依頼する保護者の多くは、「迷惑をかけたくない」、「細かいことを言いすぎかな」とシッターに対して遠慮することも多々あります。
一方シッター側も、「これくらいは問題ないだろう」と判断してしまったり、自分では普通だと思っていたことがその家庭では当てはまらなかったりすることがあります。
そこで生まれるのが“静かな不満”です。
そういったコミュニケーション不足を防ぐポイントとしては、以下の通りです。
コミュニケーション不足を防ぐポイント▼
・気になることはその場で確認する
・迷ったら連絡する
・報告は具体的に
この3つを徹底するだけで、関係性は大きく安定します。
保護者からのご意見は突然起こるものではありません。
小さな確認の積み重ねが、大きな信頼につながるのです。
トラブルを防ぐために、シッターができること

クレームや行き違いは、特別なスキルがないと防げないものではありません。
実は、基本的な確認と報告を丁寧に積み重ねることで、ほとんどは未然に防ぐことができます。
大切なのは、「経験があるかどうか」よりも「準備をしているかどうか」。
ここでは、現場で役立つ具体的なチェックポイントをご紹介します。
事前にこれだけは確認!シッターチェックリスト
初回ヒアリングや事前面談で、最低限確認しておきたい内容はこちらです。
事前にこれだけは確認!シッターチェックリスト▼
- おやつ・食事の時間や量の目安
- アレルギーや持病の有無
- お昼寝の時間や寝かしつけ方法
- テレビ・タブレット使用の可否
- 触ってほしくない物や立ち入り禁止の場所
- 緊急連絡先と対応フロー
特に「これくらいは大丈夫だろう」という自己判断は、後のズレにつながりやすい部分です。
保育士経験がある方ほど、自分の中に基準がある場合が多いです。
しかし家庭保育では、その基準よりも“ご家庭のルール”が最優先になります。
確認は遠慮ではなく、信頼づくりのための第一歩です。
初めてのご家庭に伺う前に!初回訪問チェックリスト
当日スムーズにシッティングを始めるために、到着後もさっと確認できると安心な 確認内容をまとめました。
初めてのご家庭に伺う前に!初回訪問チェックリスト▼
- オムツや着替えの保管場所
- 救急箱の場所
- ベビーカー・抱っこ紐の使用方法
- インターホンや鍵の扱い
- ゴミの分別方法
また、「何かあればすぐご連絡しますね」と最初に一言伝えておくだけで、保護者の安心感は大きく変わります。
トラブルの多くは、“対応そのもの”よりも“対応の見え方”で評価が分かれるため、準備と一言の声かけを徹底しておくと、お互いに安心して過ごせるでしょう。
★一人で抱え込まないために
ベビーシッターは一人で現場に立つ仕事です。
だからこそ、迷ったときに相談できる環境があるかどうかはとても重要になります。
どれだけ準備をしていても、シッター中に想定外のことが起こるのは当たり前。
そのとき「自分で何とかしなければ」と抱え込むと、判断が遅れたり、不安が強くなったりします。
サポート体制が整っている環境では、小さな疑問や違和感もすぐに共有でき、それが結果的に保護者の安心と、シッター自身の働きやすさにつながると信じています。
まとめ|ご意見は一人で抱え込まなくていい
ベビーシッターの仕事に不安を感じるのは、真剣に向き合おうとしている証拠です。
何より大切なのは、「完璧であること」ではなく、「誠実に対応する姿勢」。
保育士経験がある方も、未経験の方も、最初からすべてを一人で抱える必要はありません。
迷ったときに相談できる環境。
小さな違和感を共有できる仕組み。
困ったときに支えてくれる体制。
そうした“安心して現場に立てる環境”があることで、シッターは本来の役割である「子どもと丁寧に向き合うこと」に集中できると考えています。
一人で抱え込まず、支え合える環境の中で、ベビーシッターとしての一歩を踏み出してみませんか?
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